AI(人工知能)の発達

2017年12月19日(火)
こんにちは。税理士の関口です。
町田市つくし野で会計事務所を経営しています。
 
AI(人工知能)が発達し、人間の仕事が奪われていくと週刊誌等に取り上げられています。
「三井住友銀行は、4,000人配置換え」とか、「三菱東京UFJ銀行は、9,500人分の仕事を自動化する」など実際に、AIが今まで人間がやっていた仕事を行うようになって来ました。
 
私がやっている仕事は、会計事務所です。
消える職業の中に、「簿記、会計、監査の事務員」や「税務申告書代行者」などがランクインしており、将来なくなる可能性の非常に高い職業です。
事務所内をみると、前は人の手でやっていた仕事がAIに取って代わられています。
そもその、帳簿付けや申告書作成などは、手書きでしたが、今はPCがやっています。
ちょっと前まで、PCへの入力は、人がやっていましたが、最近は、クラウド会計の発達により、通帳やクレジットカードの明細、さらに、レジのデータなどは、人の手を使うことなく、取り込んで仕訳をしてくれるようになりました。
実際に、まだそれほど普及していませんが、これからは、だんだんとクラウド会計は普及していくことでしょう。
個人事業者の場合は、クラウド会計が取り込んだデータをそのまま利用して、ソフトが確定申告書まで作成してくれます。
今は、法人の確定申告書の作成ができるソフトは、一般には販売されていませんが、近い将来、法人の申告書を作成できるクラウド会計ソフトが出てきてもおかしくありません。
そうなると、税理士の仕事はより競争が激しくなっていくことでしょう。
 
税務会計の世界にもAIがかなり進出してきました。
しかし、私(現在45歳)が引退するまでは、税務申告書作成の代行の仕事が完全になくなるとは思いません。
多分私は、逃げ切れるだろうと甘い考えを持っています。
しかし、競争はかなり激しくなることでしょうし、新しいものに対してアンテナを立てておかないと、顧問先への情報提供できず、時代に置き去りにされてしまいます。
 
AIの発達は、会計の分野だけではありません。
私も事務所のスタッフも、仕事や税務上わからないことがあったら、グーグルなどで検索します。
グーグルが大体のことを教えてくれます。
しかし、グーグルは、一般的な浅い知識を調べることは得意ですが、深い内容になると、まだまだ難しいところがあります。
その辺りに税理士が生きていく道がありますね。
 
これからは、AIと勝負するのではなく、上手に活用して生産性を上げていくことがポイントです。
関口会計自身の帳簿入力も、今年からMFクラウド確定申告を使って入力しています。
クラウド会計を約1年弱使った感想は、導入のハードルが高い。
銀行のIDとパスワードを登録するのも意外と手間だし、残高の設定など、まだまだ人間がやらないといけない作業が残っています。
使っていて、ほとんど手間がいらないわけではありません。
仕訳の設定の一番最初が間違えてしまうと、その間違ったものがずっつ続いてしまうので、設定変更が必要など、初心者では難しいところが多々あります。
現時点のクラウド会計では、ある程度知識のあるサポートしてくれる人がいないと帳簿を完成させることは難しいです。
ボタン一つですぐに帳簿付け終わりとなるには、まだ時間がかかりそうです。
 
これからの10年で、さらに、仕事の環境は劇的に変化していくでしょうが、AIを上手に活用して、生産性の高い仕事を目指して行きます。