”カネ”の重要性

2018年01月16日(火)
こんにちは。税理士の関口です。
町田市つくし野で会計事務所を経営しています。
 
会社を経営していく上で、最も重要な要素のひとつがお金です。
 
会社が倒産するときは、いつでしょうか?
ずっと赤字が続いたからではなく、支払期限に支払うべきお金が手元になかったときです。
会社は、赤字がずっと続いてもお金があれば継続できます。
反対に黒字であっても、お金がなければ倒産します。
 
経営者は、経営の意思決定をするときに手元にお金がいくらあるかを必ず考えます。
金額の大小で、意思決定の幅が広がりますので、経営者は、お金を最大化することを常に考えて経営しましょう。
資金繰りに困っている経営者は、頭の中の95%が資金繰りのことでいっぱいになります。これでは、適切な意思決定など出来ません。
お金があると、資金繰りに頭を悩ませることがなくなり、すっきりと意思決定できます。
また、意思決定の幅が大きくなります。また、時間的余裕が生まれますので、他の会社と差別化を図れます。
経営者は、お金にこだわって経営をしましょう。
 
お金にこだわるのであれば、常に現金預金残高を知っておく必要があります。
色々な銀行に口座を持っていると、預金残高を把握するだけでも大変でした。
しかし、今はクラウド会計の普及により、通帳がいくつあっても、すぐに預金残高がいくらかわかるようになりました。
AIの普及により、人間の仕事がAIに取って代わられると世間をにぎわしていますが、AIと敵対するのではなく、上手に活用することがポイントです。
昔は、コストがかかったことも、今はうまく活用すると、ほとんどコストがかからず利用できるものがたくさんあります。
ぜひ、上手に活用してください。
 
 
お金を最大化する方法ですが、その方法は色々あります。
利益を上げてためる。借入金をする。クラウドファンディングなど、直接資金調達する方法もあります。
色々方法がありますが、それぞれ長所と短所があります。
 
最も堅実な方法は、利益を出して貯めて行く方法です。
この方法、堅実で返済する必要のないお金を貯めることができますが、お金を貯めるのに時間がかかります。
例えば、100万円利益が出たとして、税金が30万円かかりますので、手元に残るのは70万円です。
さらに、会社が成長している段階では、売掛金が増え、在庫を増やさないといけないなど、どうしても運転資金にお金がかかります。
たとえ利益が100万円を出しても、手元現金が増えることは少ないです。
 
現在、中小企業が、手元のお金を素早く増やすには、銀行から融資を受けるのが最も良い方法だと私は考えます。
銀行からの借金を怖がる経営者の方もいますが、成長を目指すのであれば、融資を有効に活用しましょう。
リスクのないところに、リターンはありません。
借入金は、返済しなければいけないと考える経営者の方がほとんどです。
しかし、本気で融資の活用を考える場合、借入金は返済しなくても大丈夫な場合があります。
折り返し融資といわれるもので、借入金の半分ぐらい滞りなく返済していれば、業績によほどの問題がある場合を除き、銀行はまた融資を実行してくれます。
金融機関の融資を上手に活用して、だんだんと使えるお金を増やして行きましょう。
金融機関とは、5行ぐらいお付き合いしておくことをお勧めします。
会社と銀行のお付き合いといっても、最終的には、担当者が積極的に協力してくれるかどうかによります。
金融機関の担当者は、3年程度で変わります。その時に、金融機関の融資の方針が180度変わってしまう可能性があります。その時に備えて、複数の銀行とのお付き合いが必要です。
 
資金繰りで悩むならば、借入金をして、手元のお金に余裕を持たせながら会社の拡大に全力を注いだ方が良い結果が生まれます。
お金だけを追いかけろといっているのではなく、経営をして行く上では、常にお金を念頭に意思決定をおこなってください。