社長さんは、下げるのが好き パート3

2016年11月08日(火)
こんにちは。 税理士の関口義宏です。町田市つくし野で、会計事務所を経営しています。 社長は、基本的にはなんでも下げたがります。 売上が、芳しくなければ、販売価格を下げる。 利益が思うように上がらなければ、仕入単価を下げる。 などなど 最も下げ圧力がかかるところが、F(期間費用)です。 「お昼休みは、電気を消せ」とか「裏紙を使え」とか、さまざまな涙ぐましい努力が繰り広げられます。 しかし、小規模零細企業の場合、多少電気を消したところで、ほとんど効果はありません。 私の事務所の蛍光灯をLEDに変えたら、いくら電気代が削減できるか試算をしてもらったことがありました。 電気代の削減金額は、月千円程度。昼休みに電気を消すと1ヶ月いくらの節約になるでしょうか・・・。 暗い中でお昼ご飯を食べなければいけないスタッフのモチベーションダウンのほうが心配ですね。 何店舗も経営しているような会社であれば、電気をLEDに変えることで、電気代が一月に何十万円も削減できることがありますが、小規模零細企業の場合は、もともと無駄な経費などほとんどありません。 本気でF(期間費用)を下げようと思ったら、人件費に手をつけるしかありません。 人員整理ですね。 「細かい経費はおいといて、スタッフをリストラをしよう」と言うことではありません。 金額的に小さい金額ならば、無駄な経費を使ってもよいと言っているわけでもありません。 もちろん、無駄な経費は、少額でもしっかりと見直していかなければなりません。 会社の業績を考えたら、経費削減は、ほとんどの場合、根本的な解決になりません。 F(期間費用)を見直す場合には、販売の努力をし、仕入の見直しをして、考えられる全ての策をやり尽くして、それでも、会社の状況が好転しない時の最後の手段です。 人件費以外の経費の節減に、労力を使うのであれば、1個でも多く販売する努力をしましょう。(関口義宏)